ポケモンカードを始めたばかりの方が最初にぶつかる壁、それが「サイズ問題」です。
スリーブを買おうとしたら種類が多すぎて混乱したり、デッキケースに入らなくて困ったりした経験はありませんか。
この記事ではポケカ本体のサイズからスリーブの種類、さらにはデッキケースやプレイマットまで、関連グッズの寸法をまるごと整理しました。
数字がたくさん出てきますが、表や具体例を交えながらやさしく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ポケカサイズは「横63mm×縦88mm」が基本
ポケモンカードの大きさは横63mm×縦88mmで、トレーディングカード業界では「スタンダードサイズ」と呼ばれる規格に該当します。
このサイズはポケカだけでなく、マジック:ザ・ギャザリング(MTG)やデュエル・マスターズ、ワンピースカードゲームなど多くのタイトルでも採用されている共通規格です。
そのためスリーブやデッキケースなどのサプライ用品は「スタンダードサイズ対応」と書かれた製品を選べば基本的に間違いありません。
一方で、遊戯王OCGやヴァンガードは「スモールサイズ」という一回り小さな規格を採用しているため、間違えて購入しないよう注意が必要です。
スリーブ選びで失敗しないためのポイントをまとめると次のとおりです。
- パッケージに「スタンダードサイズ」または「レギュラーサイズ」と記載されているものを選ぶ
- 「スモールサイズ」「ミニサイズ」と書かれている製品はポケカには使えない
- サイズ表記が「66mm×91mm前後」のスリーブであれば、ポケカにちょうどよいフィット感になる
この3点を押さえておくだけで、店頭やネット通販で迷うことはぐっと減るはずです。
ポケカはスタンダードサイズに分類される
トレーディングカードの世界では、カードの大きさが大きく2つのグループに分かれています。
ポケカが属する「スタンダードサイズ(63mm×88mm)」と、遊戯王などが属する「スモールサイズ(59mm×86mm)」です。
横幅でいえばたった4mm、縦幅でも2mmしか差がありませんが、スリーブやケースの互換性にはしっかり影響が出ます。
ポケモンカードゲーム公式サイトでも、デッキシールド(公式スリーブ)のサイズは66mm×92mmと公開されており、これは63mm×88mmのカードに合わせた設計です。
つまり「スタンダードサイズ用」と書かれたサプライを選べば、ポケカにぴったり合うということを覚えておきましょう。
もしも店頭でサイズの表記が見当たらない場合は、対応カードゲーム名に「ポケモンカード」「MTG」「デュエル・マスターズ」のいずれかが含まれているかを確認すると判断しやすくなります。
他のトレカとポケカサイズを比べてみよう
ポケカのサイズ感をより深く理解するために、主要なトレーディングカードゲームのカードサイズを並べてみましょう。
| カードゲーム名 | カードサイズ | サイズ区分 |
|---|---|---|
| ポケモンカード | 63mm × 88mm | スタンダードサイズ |
| マジック:ザ・ギャザリング(MTG) | 63mm × 88mm | スタンダードサイズ |
| デュエル・マスターズ | 63mm × 88mm | スタンダードサイズ |
| ワンピースカードゲーム | 63mm × 88mm | スタンダードサイズ |
| ヴァイスシュヴァルツ | 63mm × 88mm | スタンダードサイズ |
| 遊戯王OCG | 59mm × 86mm | スモールサイズ |
| カードファイト!! ヴァンガード | 59mm × 86mm | スモールサイズ |
表を見ると一目でわかるように、ポケカと同じ63mm×88mmのカードゲームはかなり多いです。
これはつまり、MTGやデュエマ用として売られているスリーブやデッキケースも流用できるということを意味します。
逆に遊戯王やヴァンガードのサプライはサイズが合わないため、「安かったからまとめ買いした」という場合でもポケカには使えません。
特に初心者の方は、店頭のスリーブコーナーで「スモールサイズ用」を間違えて手に取ってしまうケースが少なくないので、購入前にパッケージのサイズ表記を必ず確認してください。
ポケカサイズに合うスリーブは4種類ある
ポケカ用のスリーブは大きく分けて4つの種類が存在し、それぞれサイズと役割が異なります。
用途に応じて使い分けることで、カードの保護レベルを自分好みに調整できる仕組みです。
4種類のスリーブをサイズ順に整理すると、以下のようになります。
| スリーブの種類 | サイズ目安 | 主な役割 |
|---|---|---|
| インナースリーブ | 64mm × 89mm | カードに密着させて傷・ホコリを防ぐ |
| 無地スリーブ | 66mm × 91〜92mm | 対戦時のメインスリーブとして使用 |
| 公式デッキシールド | 66mm × 92mm | ポケモンの絵柄を楽しみつつカードを保護 |
| オーバースリーブ | 69mm × 94mm前後 | スリーブの上からさらにカバーする外側保護 |
この4種類はサイズが少しずつ大きくなっていく入れ子構造になっています。
一番小さいインナースリーブにカードを入れ、その上からデッキシールドや無地スリーブをかぶせ、さらに外側からオーバースリーブで覆うという使い方が一般的です。
もちろん全部を使う必要はなく、1重でも2重でも自分のプレイスタイルに合わせて選べます。
インナースリーブ(カードに密着する一番内側の保護)
インナースリーブは64mm×89mmというポケカにもっとも近いサイズで作られており、カードとの隙間がほとんどありません。
この「ぴったり感」こそがインナースリーブ最大の特徴です。
隙間がないということは、カードとスリーブの間にホコリや小さなゴミが入りにくいということを意味します。
高額なSRやSARといったレアカードをデッキに入れて使う場合、まずインナースリーブで密封してからメインのスリーブをかぶせる「多重スリーブ」が定番の保護方法になっています。
インナースリーブには大きく分けて2つのタイプがあります。
- 縦入れタイプ…カードの上側から差し込む。メインスリーブと挿入口の向きを逆にすることで、カードの飛び出しを防げる
- 横入れ(サイドイン)タイプ…カードの横から差し込む。挿入口が広いため出し入れがしやすく、空気も抜けやすい
どちらを選んでも保護性能に大きな差はないので、使いやすさの好みで決めて問題ありません。
多重スリーブにしたときの空気の抜けやすさを重視するなら、横入れタイプが少し有利です。
無地スリーブ(シンプルで使いやすい定番タイプ)
無地スリーブは裏面が単色カラーになっているスタンダードなスリーブで、サイズは66mm×91〜92mm程度が一般的です。
公式大会では、カードの裏面が透けて見えるスリーブは使用できないルールになっています。
そのため裏面が不透明な無地スリーブは、対戦用として多くのプレイヤーに選ばれているわけです。
無地スリーブを選ぶ際にチェックしたいポイントを挙げてみます。
- 裏面のエンボス加工(ザラザラした凹凸)があるとシャッフルがスムーズになる
- カラーバリエーションが豊富なので、デッキごとに色を変えて管理できる
- 80〜100枚入りの商品が多く、1デッキ60枚+予備分として十分な枚数が手に入る
代表的な製品としてはKMCの「ハイパーマット」シリーズやアクラスの「ザラザラマットスリーブ」などがあり、いずれもエンボス加工が施されていてシャッフル性能が高いと評価されています。
公式のデッキシールドよりも耐久性が高い製品が多いため、頻繁に対戦する方にとっては頼れる存在です。
公式デッキシールド(ポケモンの絵柄が楽しめる公式品)
公式デッキシールドはポケモンセンターなどで販売されているポケモンカードゲーム公式のスリーブで、サイズは66mm×92mmです。
1パックに64枚入っており、デッキの60枚に予備4枚がついてくる構成になっています。
何といっても魅力はデザインの豊富さで、ピカチュウやリザードンなどの人気ポケモンから、ナンジャモやリーリエといったトレーナーのイラストまで多彩なラインナップが揃っています。
人気のデザインは発売後すぐに売り切れてしまうことも珍しくなく、廃盤になったデッキシールドがプレミア価格で取引されることもあるほどです。
ただし公式デッキシールドは素材が薄めのPP(ポリプロピレン)素材で作られているため、注意すべき点もあります。
- 長期間の対戦使用では裂けや白濁が発生しやすい
- シャッフル時の滑りは無地スリーブ(エンボス加工あり)に比べるとやや劣る
- お気に入りのデザインを長く使いたいなら、上からオーバースリーブを装着するのがおすすめ
デザイン重視で選びたい方や、ポケモンの世界観を存分に味わいたい方にとっては最高のアイテムです。
実用性とデザイン性を両立させるなら、インナースリーブ+公式デッキシールド+オーバースリーブの3重構成がベストな組み合わせといえます。
オーバースリーブ(スリーブの上からさらに守る外側カバー)
オーバースリーブは69mm×94mm前後のサイズで、メインスリーブ(デッキシールドや無地スリーブ)の上からかぶせる外側カバーの役割を持っています。
お気に入りの公式デッキシールドやキャラクタースリーブに傷がつくのを防ぎたいという理由で使う方が多いです。
また、ポケモンカードは他のTCGと比べてカード自体が薄い傾向にあるため、1重スリーブだけではシャッフル時にカードが曲がりやすいという声もあります。
オーバースリーブを重ねることでデッキ全体に適度な厚みと硬さが加わり、シャッフルの安定感がグンと増すのもメリットのひとつです。
オーバースリーブ選びで意識したいポイントをまとめました。
- エンボス加工やマット加工がある製品はシャッフル性能が高い
- 透明度が高い製品を選ぶと、下のデッキシールドのデザインがきれいに見える
- サイズは69mm×94mmが主流だが、製品によって数ミリの誤差があるため事前に確認する
人気の高い製品としてはTOYGERの「KING’s Outer Sleeve(69mm×94mm)」やブロッコリーの「スリーブプロテクター」などがあり、対戦勢からの支持を集めています。
ポケカサイズに最適なスリーブの選び方
スリーブの種類がわかったところで、次に気になるのは「結局どれを買えばいいの?」という点ではないでしょうか。
答えはプレイスタイルによって変わります。
対戦をメインに楽しむ方と、コレクションとしてカードを保管したい方では重視すべきポイントがまったく違うからです。
ここでは目的別に、最適なスリーブの選び方を解説していきます。
自分がどちらに近いかを考えながら読み進めてみてください。
| プレイスタイル | 重視すべきポイント | おすすめ構成 |
|---|---|---|
| 対戦メイン | 耐久性・シャッフルのしやすさ | 無地スリーブ(エンボス加工あり)+オーバースリーブ |
| コレクション保管 | フィット感・透明度 | インナースリーブ+ハードスリーブ or トップローダー |
| まだよくわからない初心者 | 手軽さ・コスパ | 無地スリーブ or 公式デッキシールドの1重 |
対戦メインなら耐久性とシャッフルのしやすさで選ぶ
対戦を楽しむプレイヤーにとって、スリーブの「耐久性」と「シャッフルのしやすさ」は最優先事項です。
ポケカの公式大会ではデッキ60枚をシャッフルする場面が何度も訪れます。
柔らかすぎるスリーブだとカード同士がくっついてうまく切れなかったり、薄いスリーブだとすぐに裂けてしまったりと、プレイに支障が出てしまうことがあるのです。
対戦用スリーブに求められる条件を整理すると、次のようになります。
- 裏面にエンボス加工(凹凸)が施されている…カード同士が滑りやすくなり、横入れシャッフルがスムーズ
- 適度な厚みと硬さがある…デッキ全体のまとまりが良くなり、手に持ったときの安定感が増す
- 裏面が不透明…公式大会では裏面からカード情報が透けて見えるスリーブは使用禁止
特にポケカは他のカードゲームに比べてカード自体が薄めなので、メインスリーブだけだとデッキがペラペラに感じることがあります。
そんなときはオーバースリーブを重ねて2重にするだけで、手に馴染む厚みになるでしょう。
大会で勝ちにこだわるなら、スリーブの状態を定期的にチェックして劣化したものは早めに交換する習慣をつけることも大切です。
コレクション保管ならフィット感と透明度を重視する
コレクターにとって大切なのは、カードの美しさを損なわずに安全に保管できるかどうかです。
対戦用とは異なり、シャッフルのしやすさよりも「カードとスリーブのフィット感」「スリーブの透明度」が重要になってきます。
フィット感が大切な理由は、スリーブの中でカードが動くと端がこすれて白カケ(角が白くなる劣化現象)が起きるからです。
コレクション保管用のスリーブ選びで押さえたいポイントは3つあります。
- インナースリーブ(64mm×89mm)でカードを密封し、ホコリの侵入を防ぐ
- その上からトップローダーやマグネットローダーに入れて物理的な折れ・曲がりを防止する
- UVカット機能つきのスリーブやケースを使えば、光による退色も抑えられる
高額カードをファイルに収納する場合でも、まずインナースリーブに入れてからファイルのポケットに差し込むひと手間を加えるだけで、カードの状態維持に大きな差が出ます。
将来的にカードの買取や査定に出す可能性があるなら、保管時の状態がそのまま評価額に直結するため、早い段階からスリーブでの保護を習慣づけておくのがおすすめです。
初心者はまず「1重スリーブ」から始めてOK
ポケカを始めたばかりで、いきなり多重スリーブの構成を考えるのはハードルが高いと感じるかもしれません。
結論から言えば、最初は1重スリーブで十分です。
まずは公式デッキシールドか、無地のレギュラースリーブ(66mm×91〜92mm)を1つ買って、カードを入れてみましょう。
1重スリーブから始めるメリットはいくつもあります。
- デッキが薄いのでシャッフルや持ち運びがしやすい
- スリーブの扱いに慣れてから、段階的に2重・3重へとステップアップできる
- 購入するスリーブが1種類で済むため、初期費用を抑えられる
「でも、高額カードを引いたらどうしよう」と心配な方は、そのカードだけインナースリーブを追加するという方法もあります。
デッキの全カードを多重にする必要はなく、自分が大切にしたいカードを優先的に守るという考え方で大丈夫です。
慣れてきたら対戦仲間がどんなスリーブ構成にしているかを聞いてみるのも参考になります。
ポケカサイズで知っておきたい多重スリーブの組み合わせ
ポケカの対戦シーンでは2重スリーブや3重スリーブを使っているプレイヤーが多く見られます。
多重スリーブとは、サイズの異なるスリーブを段階的に重ねてカードの保護力を高める方法のことです。
カードの価値を守りつつ快適にプレイするためにはどんな組み合わせが良いのか、具体的な構成例を見ていきましょう。
ポケカの対戦では2重スリーブが最もバランスが良いとされていますが、高額カードを使う場合や公式大会でのジャッジキル対策として3重スリーブを選ぶ方も増えています。
それぞれのメリットと注意点を押さえておくと、自分にとってベストな構成が見つかりやすくなります。
2重スリーブの構成例とメリット
2重スリーブは「インナースリーブ+メインスリーブ」の2層構成で、対戦プレイヤーにとってもっともポピュラーなスタイルです。
具体的な構成例は次のとおりです。
- 1重目(インナー)…64mm×89mmのインナースリーブにカードを入れる
- 2重目(メイン)…66mm×91〜92mmの無地スリーブまたは公式デッキシールドを上からかぶせる
このとき、インナースリーブとメインスリーブの挿入口を逆向きにするのがポイントです。
たとえばインナーを上から差し込んだら、メインスリーブは下から入れるという具合に、口の向きを互い違いにすることでカードの飛び出しやホコリの侵入を防げます。
2重スリーブのメリットを改めて整理してみましょう。
- カードの上下両方向からスリーブで塞ぐことで、ほぼ密封に近い保護が可能
- 適度な厚みが出るのでシャッフルしやすく、デッキが手に馴染む
- デッキケースにもちょうど収まるサイズ感で、持ち運びにも便利
多くの対戦プレイヤーが2重スリーブを選んでいる理由は、保護力と使いやすさのバランスが最も優れているからにほかなりません。
まず多重スリーブに挑戦してみたいという方は、この2重構成から試してみてください。
3重スリーブの構成例と注意点
3重スリーブは「インナースリーブ+メインスリーブ+オーバースリーブ」の3層構成で、最高レベルのカード保護を実現できます。
構成例を具体的に示すと次のようになります。
- 1重目(インナー)…64mm×89mmのインナースリーブにカードを入れる
- 2重目(メイン)…66mm×92mmの公式デッキシールドまたはキャラクタースリーブを装着する
- 3重目(オーバー)…69mm×94mm前後のオーバースリーブで全体を覆う
3重にする最大のメリットは、公式大会でのジャッジキル対策になる点です。
大会ではスリーブに目立つ傷や汚れがあると「マーキング(意図的な目印)」とみなされ、使用を禁止されることがあります。
3重スリーブにしておくことで、外側のオーバースリーブに傷がついてもすぐに交換でき、メインスリーブやカード本体は無傷のまま保てるのです。
ただし3重スリーブにはいくつか注意点もあります。
- デッキ全体がかなり分厚くなるため、デッキケースのサイズ選びに気をつける必要がある
- スリーブ内部に空気がたまりやすく、最初のうちはデッキがふくらんで扱いにくい
- カードの入れ替えに手間がかかるため、デッキ構築を頻繁に変える方にはやや不向き
空気の問題については、組み上げたデッキを重しで一晩押さえておくと自然に抜けていきます。
3重スリーブはやや上級者向けの運用ですが、大切なデッキを万全の状態で守りたい方にはぜひ試してほしい構成です。
スリーブ以外も確認!ポケカサイズに合う関連グッズの寸法一覧
ポケカを楽しむうえで必要なグッズはスリーブだけではありません。
デッキケース、プレイマット、未開封パックの保管用品など、サイズを把握しておきたいアイテムはまだまだあります。
主要な関連グッズの寸法を一覧にまとめたので、購入時の参考にしてください。
| グッズ名 | サイズ目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 公式デッキケース | 約75mm × 98mm × 63mm | 2重スリーブで約60枚収納可能 |
| 公式プレイマット(日本版) | 約580mm × 300mm | ラバー素材が主流 |
| 未開封パック | 約68mm × 133mm | 厚みは封入枚数により変動 |
| レギュラーBOX | 約140mm × 140mm × 39mm | 拡張パック・強化拡張パック用 |
| ハーフBOX | 約74mm × 140mm × 43mm | ハイクラスパックなどに多い |
サイズを事前に知っておくと、保管場所の確保やケースの購入で失敗することがなくなります。
デッキケースのサイズ目安と収納枚数
デッキケースはスリーブに入れたカードをまとめて持ち運ぶためのケースです。
ポケモンカードゲーム公式のデッキケースは、約75mm×98mm×63mm(奥行き)というサイズで設計されています。
この収納枚数を見ると、2重スリーブのデッキ60枚でちょうどぴったりという計算になります。
3重スリーブの場合はデッキが厚くなるため、公式デッキケースでは少し窮屈に感じるかもしれません。
その場合は、サードパーティ製の大容量デッキケースを検討するとよいでしょう。
デッキケース選びで確認したいポイントをまとめます。
- 自分のスリーブ構成(1重・2重・3重)に合った奥行きがあるかどうか
- デッキ1つ分だけでなく、ダメカンやコインなどの小物も一緒に入れたいなら仕切り付きが便利
- 持ち運びの頻度が高いなら、フタがマグネット式でしっかり閉まるタイプが安心
アルティメットガードの「Boulderデッキケース」やサイドワインダーシリーズなどは、2重スリーブで80〜100枚収納できる製品もあり、余裕を持った運用が可能です。
プレイマットのサイズと選ぶときのポイント
プレイマットはカードを置く場所を確保し、テーブルの汚れや傷からカードを守るためのアイテムです。
日本の公式プレイマット(ラバープレイマット)のサイズは約580mm×300mmとなっています。
このサイズは1人分のプレイスペースとしてちょうどよい大きさです。
イベント会場のテーブルでも隣の人とぶつかりにくい、コンパクトな設計になっています。
一方で、海外版のプレイマットはこれより大きいサイズで作られているものが多いため、購入時には注意が必要です。
プレイマットを選ぶ際に気をつけたいポイントは次のとおりです。
- ラバー素材はクッション性があり、カードを拾い上げやすいため対戦向き
- 布製は折りたたんで持ち運びやすいが、ズレやすいという欠点がある
- プレイマットケース(筒型ケース)で持ち運ぶ場合、内径が60mm以上あれば丸めたマットが入る
お気に入りのポケモンのイラストが描かれた公式プレイマットは、デッキシールドと同様にコレクション性が高く、限定品はプレミア価格になることもあります。
対戦環境だけでなく、デスクマットとして日常使いしている方もいるので、気に入ったデザインがあれば早めに手に入れておくのがおすすめです。
未開封パック・ボックスの保管サイズ
コレクターにとっては、カード単体だけでなく未開封のパックやBOXを美しい状態で保管することも重要なテーマです。
ポケモンカードの未開封パックは約68mm×133mmで、厚みはパックに封入されているカードの枚数によって変わります。
BOXについてはシリーズによってサイズが異なりますが、おおまかな目安は以下のとおりです。
- レギュラーBOX(拡張パック各種)…約140mm × 140mm × 39mm
- ハーフBOX(ハイクラスパックなど)…約74mm × 140mm × 43mm
未開封BOXを長期保管するときは、シュリンク(外装フィルム)を傷つけないように専用のBOXローダーやOPP袋に入れるのが一般的です。
BOXローダーはBOX全体をプラスチックケースで覆う保護アイテムで、UVカット機能が備わった製品もあります。
保管時に気をつけたいポイントを整理しました。
- 紙製の箱は湿気に弱いため、乾燥剤と一緒に保管するのが理想的
- 直射日光が当たる場所に置くとパッケージの色褪せや反りが発生する
- 未開封BOXの評価は箱の状態も含まれるため、ローダーで角つぶれを防いでおくと将来的な価値を保てる
せっかくの未開封品も保管方法を誤ると価値が下がってしまうので、パックやBOXもカードと同じくらい丁寧に扱いましょう。
ポケカサイズにまつわるよくある質問
ここでは、ポケカのサイズに関してよく寄せられる質問に回答していきます。
初心者の方が特に疑問に感じやすいポイントを3つ厳選しました。
スリーブ選びで失敗しないためにも、ぜひ目を通しておいてください。
Q. ポケカと遊戯王のスリーブは兼用できる?
結論から言うと、兼用はできません。
ポケモンカードのサイズは63mm×88mmのスタンダードサイズですが、遊戯王OCGは59mm×86mmのスモールサイズです。
この差はわずか数ミリですが、スリーブの設計はカードサイズにぴったり合うように作られているため、遊戯王用のスリーブにポケカを入れようとしても物理的に入りません。
逆にポケカ用の大きなスリーブに遊戯王のカードを入れると、スリーブの中でカードがガタガタ動いてしまい、保護の意味がなくなります。
兼用できるカードゲームとできないカードゲームをまとめると次のようになります。
| サイズ区分 | 兼用可能なカードゲーム例 |
|---|---|
| スタンダードサイズ(ポケカと同じ) | MTG、デュエル・マスターズ、ワンピース、ヴァイスシュヴァルツ |
| スモールサイズ(ポケカとは別) | 遊戯王OCG、ヴァンガード、バトルスピリッツ |
複数のカードゲームを遊んでいる方は、スリーブを購入する際にどのサイズに対応しているかを必ず確認するようにしましょう。
Q. 100均のスリーブでもポケカサイズに合う?
ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップでもポケカサイズに対応したスリーブは販売されています。
特にダイソーのトレカスリーブシリーズはラインナップが豊富で、インナースリーブからレギュラースリーブ、さらにはオーバースリーブまで揃っています。
ダイソーの代表的なポケカ対応スリーブを紹介します。
- RS-9(64mm×89mm)…インナースリーブとして使えるぴったりサイズ。80枚入り
- R-11(66mm×91mm)…レギュラーサイズのソフトスリーブ。100枚入りでコスパ抜群
- R-12(66mm×91mm)…裏面が黒のハードタイプ。40枚入りだが耐久性が高い
100枚で110円というコストパフォーマンスは専門メーカーのスリーブにはない圧倒的な強みです。
ただし100均スリーブには注意点もあります。
サイズの個体差(裁断のブレ)が専門メーカー品より大きいことがあり、横幅が表記より1〜2mmずれている製品が混ざっていることがあるのです。
カードの保管用や普段使いには十分な品質ですが、公式大会に出るデッキ用や高額カードの保護には、品質の安定した専門メーカー品を選んだほうが安心でしょう。
大量のノーマルカードを整理したいときや、まずスリーブの感覚に慣れたいという初心者の方には、100均スリーブはとても良い入門アイテムです。
Q. スリーブが大きすぎるとどうなる?
スリーブがカードに対して大きすぎると、いくつかの問題が起こります。
まず、スリーブの中でカードが動いてしまうため、角がスリーブの内壁にこすれて白カケや傷の原因になります。
せっかく保護のためにスリーブに入れたのに、スリーブの中でカードが傷つくという本末転倒な結果になりかねません。
大きすぎるスリーブによって起こりうるトラブルを具体的に挙げてみます。
- カードがスリーブ内で横ズレや縦ズレを起こし、見た目が不揃いになる
- デッキ全体の厚みが増してシャッフルしにくくなる
- 公式大会では、不自然に大きいスリーブが「マーキング」と判断されるリスクがある
- スリーブの余白部分が折れ曲がり、デッキケースに収まりにくくなる
適正なスリーブサイズの目安は、カードのサイズに対して縦横それぞれ1〜4mm大きい程度です。
ポケカ(63mm×88mm)であれば、64mm×89mm(インナー)から69mm×94mm(オーバー)までの範囲に収まるスリーブを選べば問題ありません。
「念のため大きめを買っておこう」と考えてしまいがちですが、スリーブ選びにおいてはジャストサイズこそが正義です。
迷ったときはパッケージに「ポケモンカード対応」と明記されている製品を選ぶのが、もっとも確実な方法といえるでしょう。


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